抜歯!

昨年、一年に一回は歯石取りに行っていた歯医者さんで歯周病のチェックをされたところ「おかしいなあ、歯周病はさほど進んでないのにここの歯、ちょっとぐらぐらするんだよね」

でもそういう、なんでかなあ?という曖昧な調子だったので、歯間の掃除をもっと丁寧に、ということで去年は終わったのでした。で、昨年半年くらいはすごく真面目に歯間掃除していたのだけど、出血もしないし大丈夫かなーと油断していつも通りの歯磨きになっていたら、今年になって風邪を引いたらそこの部分の歯茎が腫れた!風邪が歯に来たー;;

幸いさほどは痛みはなかったのだけど、風邪のせいと思い内科に行ったら「もう腫れも引いてきてるし抗生物質は不要だけど、歯の状態はレントゲン撮らないと分からないから歯医者には行ってね」と。まあ普通そうだw それで普段行く歯医者さんは設備も古いので、ちょっと新しいところをネットで探して行ったのでした。そしたら、「歯周病のせいもあるが、寝てる時の噛み合わせの力のせいもある。(←ここの説明が前の歯医者さんと違う説得力)。残念ながらもう歯の根の回復は望めないから奥歯だし抜いた方がいい」ということに。治療の順番としては奥歯は抜く→睡眠時の噛み締めで(多分ストレスかな)で歯に与えている力を緩和するために眠る時はマウスピースを使う→上の前歯の右側(差し歯)が古くなっているので換えた方がいい、などなど。やることいっぱい。歯石は最初の二回で取って貰いました。

今までの歯医者さんより新しい設備を入れて色々勉強されてご夫婦で歯医者さんやってるので、初回奥歯のレントゲン以外にも口の中の全部のデジカメ写真撮影もされた。その写真の状況を見せられつつ、現在こうだからこういうことが必要でそれには、といろんな選択肢を用意され、自分がどこまでやるかいくら掛けるかなどなど考えつつ。抜歯の際も治療の説明をちゃんと受けて承認したという書類にサインしたりなど。めっちゃきちんとしてる。選択肢があるだけに了承を得つつ進めないと後でトラブルになったりすることもあるんだろうなあ。私もできれば抜歯せずに様子を見たい気持ちもあってもう一回いつもの内科医に相談したら、「抜歯せずにやる治療は保険適応外でないわけではないが、それはまた違う歯医者に行くのも手」ということを言われた。「相性もあるから探したら?」というわけだ。でもそこまで相性の悪さを感じたわけでもないので、また予約通り伺って、でも念のため抜歯の前に「抜かずにやる治療というのはどうですか?」と聞いてみたところ「残念ながらあなたの歯根の状態から行くとそれは高い割にはどこまで保つか、というところなのであまり勧めない」とのことで、色々手はある中ででも私の状態では抜いたほうがいいとおっしゃるのだからと納得して覚悟を決めて抜いたのでした。

さて、抜いてみたら麻酔も上手かったし、抜く時も丁寧で痛みのないようにして下さってて、抜いた後はレーザー処理して<昔はなかったよねえ)そのおかげか結局痛み止めも飲まないで大丈夫でした。出血は少し続くかもと言われていたのにほとんどなくご飯も普通に食べて夜もぐっすり眠れて。良い歯医者さんにあたったかも!!

つぎは噛み締め緩和のためのマウスピース作りです。

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『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』岩波書店

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読書家の知人のSNSにこのタイトルが挙がってて、面白そう!!と思って読みました。芥川龍之介が旧制高校の学生用に選んだ英語読本がそもそものこのアンソロジーの土台らしい。当時芥川が新しいと感じた英米文学、その中でも幽霊幻想怪異譚で現代でも面白く読めそうなものをと編まれたのがこの本。澤西祐典氏、柴田元幸氏の翻訳・編集なのだが、各編に芥川が付けた序文を紹介しつつの解説付き。この解説が興味深く、当時の芥川の考え方や秀逸なセンス、さらには芥川作品に及ぼした影響を感じ取ることが出来る。

芥川研究、近代文学研究の学生さんは是非読んだ方が良い一冊です。

中でもアンブローズ・ビアスの「月明かりの道」は芥川の「藪の中」につながるような一編で、はわわ〜!!って感じです。「藪の中」は素晴らしい一編で大好きなのだけど、これにこんな先駆作品があったのかあ、と。幽霊譚が多いのも幽霊好きな英国文化ならではで、先日Kindleで二度ずつ読んだハリポタ全編でも先祖の霊が手助けしてくれるという場面があったなーと思い出したり。イギリス好きの坂田さんにも幽霊が出て来る作品はいっぱいあるけど、タイトルもそのものズバリの「幽霊」というジュネ作品で戦場にいる主人公の前に、爆死した親友がにこにこ出て来る話などあったなーと思い出したり。余談ながらこれがなぜジュネかというのが「無事に帰国したら2人でガソリンスタンドをやる予定だった」というモノローグこの一行で分かる人は分かる、というやつなのです。閑話休題。

芥川の翻訳家としての仕事の紹介もあり、イェーツの「春の心臓」。これがもう芥川ならではの研ぎ澄まされて淡々とした美しい文章で、うはー!!という感じでした。私は読んでてイェーツといえば萩尾望都作品だなあと思ったり、坂田靖子の「月と博士」みたいーと思ったりしてました。さらには全編ではないけどアリスも訳していたらしい、というので紹介があり。菊池寛といっしょに翻訳してたらしい。さすがに早いなあ。ここでは芥川が翻訳した部分を紹介。芥川はものすごい読書家で、洋書もものすごいスピードで読んでいってたらしい遅読の私には羨ましい限り。

ともかくも色々と興味深いお勧めの一冊なのです。そうそう、芥川といえば『重版出来!!』の松田奈緒子さんの描いた『えへん、龍之介。』文豪たちの交流や生活が生き生きと描かれていて素晴らしいので合わせて読むと良いと思います!

 

 

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冷蔵庫を買い換えました

義母もいなくなり、私らも年を取ってきたし食べる量も減ってきたので冷蔵庫を買い換えました。

もう15年くらいは使っていたし冷蔵庫も新しい方が節電にもなるというし。壊れてから買い換えだと盛夏に壊れた日にゃ慌てて選ぶ余地なく買い換えることになる可能性も高い。なので、2月に一度ケーズデンキに下見に行き、店員さんに値引き価格を聞き、夫が再度ネットで底値を確認したら充分安い価格を提示されていたので改めて買いに行ったのでした。

その際壊れていた大きめの冷凍庫も引き取りをお願いしました。それでスペースが空いたので、改めて棚を買い、最近増えた家電、ホットクックや、フードカッターなどを並べたり、下にはこれも買い換えたゴミ箱を分別用に並べたり。まだ整理途中ですがキッチンが片付いてきて良い感じです。棚とゴミ箱は無印良品。ちょうどセールやっててめちゃ混みでしたv新年度新生活で買いに来る人多かったみたいで店員さんも忙しそうだったわー。

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「ツビッキーコレクション」第三回 坂田靖子連載中!!

https://www.futabasha.co.jp/magazine/jour.html

坂田さんの隔月連載、今店頭にある『ジュールすてきな主婦たち』4月号に掲載中です。
双子の弟の謎は深まるばかりですが、有能だし素直だし!
父親が亡くなるまでその存在をまったく知らされていなかった主人公、不審に思いながらもどんどん流されていくのが面白いです。結局人が良いのね。
主導権を握っているのがなぜか父親に雇われていた側の男だったりするのも坂田作品ならでは。

ジュールは執筆陣が私が子供の頃から読んでいたベテラン作家さんが多いのだけど、社会的な問題をうまく織り込んでいるさすがのクオリティで、エンタメとして大事に編集されている雑誌だなあと毎回思います。
表紙は相変わらず麗しい名香さん。
電書でも読めるので是非!


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歯周病対策

一年に一度は歯石を取りに歯医者さんに行くようにはしているのだが、昨年春行った際に、歯周病が進んでいない割には上の奥歯がちょっとぐらぐらするなあーということで歯磨きの強化を言われた。
歯間ブラシを使って真面目にやったところ最初はその歯の周辺から出血あったのが止まったので、まあ大丈夫かーと油断してたらば
今年1月下旬、ちょっと風邪引いた?と思った途端、そこの歯茎がぷっくりと腫れた!!
いやあ、これは風邪が歯に来たな!
かかりつけ医のおかげで咳喘息が改善されて症状が咳に来ず、やや胃が腫れぼったいような感じとともに。
普通なら歯医者に行くところだが、行くと恐らくは「念のため抗生物質を出しておきましょう」と言われそうと思い、今回もまたかかりつけ医に。歯のことなのに内科医にw
「風邪とは思うのですが歯茎が腫れてましてー」と行くと、ちゃんと歯茎も診てくれる。ふふふ。
「腫れも引いてるみたいだし、風邪の諸症状も大丈夫そう」と案の定薬は1つも出さず。
さすが、薬に頼らないお医者さんーー。でもプロに大丈夫と言われないと、歯茎がぷっくり腫れてはいたのでなあ、言われるまではやっぱ心配だったのよ。
ただ「歯根の状況はレントゲンを撮らないと分からないし、歯周病はリウマチの原因にもなると言われているので、歯医者さんには行って歯根のレントゲンは撮影して相談してください」とのこと。
大丈夫な時は余計なことは勧めない方なので、これは早速行かねば。
そして歯医者さんは設備がちゃんと新しくないとダメだと思い、例年行くところは設備がやや古いので新しいところを探して行きました。(設備が古いというのは亡き義母の口腔ガン騒ぎの際に、そこで撮影して貰ったレントゲン写真をわざわざくれたので転院した赤十字に出したら「こんな真っ黒な写真じゃ何も分からないよね」と鼻で笑われたことがあるから。
通常の歯石取りや虫歯治療くらいなら親切だし歯科助手さん達優しいし上手いんだけどね。)
そして新たに見つけて行った先がすごく良い歯医者さんで、これは本当に良かった。
レントゲン以外にもデジカメで歯の状態写真を沢山撮って見せながら現状をきちんと説明してくれるのも有難かった。分かりいいし説得力もある。治療の方向性は自分がどこまでやりたいかで色々分かれるとかも。しかし、結果的には歯根がもうダメだ、とのこと。
それはしかし歯周病が進んだというのではなく、夜間の噛み締めという2つの原因。
なので、まず該当の奥歯は諦めて抜歯、その後噛み締め矯正のマウスピース作成という治療方針に。
今回はすでに腫れも引いたのだが慢性的には常に炎症化する元がある感じなので、抜歯した方が良いでしょうとのこと。残念無念。奥歯なので抜くだけでよく入れ歯は不要。
現在は歯ブラシを全体用、歯間用(縦に磨く一列のやつ)、歯間ブラシ、ピンポイント用の4つを駆使して磨いている。歯磨き粉も全体用と液体歯磨きと2つ使っている。
いろいろちゃんとしてて、予約がきちっと出来るので土曜に行ってほぼ待たされずに治療が進むのも有難い。

しかし、私の行ってるかかりつけ医には今まで難聴で耳鼻科に行って貰ってた薬も「これは難聴だけに効く薬でもないし、気休めにしか過ぎない」的なことを暗に言われて、はあまったくその通り、と思って耳鼻科もたまに行ってたのをやめた。
そもそも検査自体が正直もう聴こえてるんだか自分がもうよく分からない中で押してしまうような検査になるのだったが、その状況も内科医が私が思ってたようなことをおっしゃったので、ああそんな結果を受けて出される薬なんてやっぱり気休めにしかならないのねえ、と;
それに咳がひどくなってた時期はそのせいで耳の聞こえも悪くなる感じがあったがこれも咳喘息が治まってきたらそういうのも無くなってきたのだ。かかりつけ医さまさま。
じゃあ難聴対策はどうすればいいかと言うと、ともかく大きな音で聴くのをやめなさい、だった。
なるべくボリュームを絞って音を大事に聴くようにすると神経が徐々に戻る(とはいえ、ストレス性の低音難聴で回復は厳しいのだが)。これ以上悪くしないようにボリュームを大きくしてはいけない、と言うのだった。イヤホンやヘッドホンでは聴かない。正直映画館の音量は耳に厳しい。
ライブハウスなど大音響の中から外に出た際に一瞬聞こえが悪くなるような現象は一時的な難聴を起こしているんだよ、とも言われた。
その話を聞いたのは大分前だが、最近、イヤホンヘッドホンの難聴の弊害が言われ出しているので、かかりつけ医のアドバイスはこれも正しかった、と思う。

眼科医に眼底検査に行ったら、ついでに測定されドライアイと言われて目薬処方されそうになったが、ちょっと調子が悪いのはコンタクトを休めばいいだけの話だと思ったので薬の処方を断ったこともある。眼科医は怒ったがw
その後かかりつけ医に行ってその話をしたら「目薬も胃には良くないし、ドライアイだからと薬さすくらいなら目を休ませるのが一番大事だ」と薬不要とのこと。そもそもドライアイだったとしてずっと薬を差し続けるわけ?
それに測定を受けている間思ってたのだが、冬でエアコンが当たるような室内で測定されてそれがそもそも正しい値なのかとかもねえ、素人ながら思ったよ。
で、しばらくコンタクトを休んで職場にも加湿器を置いたらすぐ良くなったなあ。

なんでも薬処方で解決するようなお医者さんには要注意だ。
もちろん、自力で回復できない状況なら薬も必要と思うから個人による。
私のかかりつけ医も必要な時はちゃんと薬処方してくださる。ただ、必要以上には決して出さないという姿勢があるので本当に有難いことだ。

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坂田靖子新連載!「ツビッキーコレクション」第2回

坂田先生の新連載「ツビッキーコレクション」
店頭のジュールは既に次の号になってしまって、申し訳ない!!
でもバックナンバーの販売もまだありますし、電子でも購入読めますので、買いそびれてる方は是非!

https://www.ebookjapan.jp/ebj/195414/volume20181206/

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亡くなったお父さんの遺言で変なコレクションをすることになったツビッキ―。
いきなり現れた双子の弟(本人は全く知らなかった)が大変有能でさくさくHP作って募集始めたら呪いの人形がやってきた!?
髪の毛がのびる~~~???まるでお菊人形のネタですが、ラスト、こうきたかーーー!!というオチで大うけしました。

そんで、久々にブログ書くかーと検索して気が付いた。
なんと、フリッツ・ツビッキーって天文学者がいるらしいw
Wikiによると

≫フリッツ・ツビッキー(Fritz Zwicky 、1898年2月14日 – 1974年2月8日)はアメリカで活躍したスイス国籍の天文学者である。ウォルター・バーデとともに超新星の研究のパイオニアである。

(中略)

≫1930年代にウォルター・バーデとともに超新星が中性子星に移行する過程であること、超新星が宇宙線の発生源であることを示唆する論文を発表した。パロマー天文台に超新星探索用のシュミット望遠鏡を設置させるのに成功し、100個以上の超新星を発見した。1961年から銀河のカタログ Catalogue of Galaxies and of Clusters of Galaxies (CGCG)を作成した。
変わり者で知られ、周囲の研究者に罵詈雑言を浴びせるのが常で、お気に入りの罵倒語は「球形のろくでなし」(どこからみてもろくでなし)だったという。≪


わはは!!この人物紹介、なにこれ!!絶対この人が元ネタだ!面白すぎる!!

さて、そうなると「双子の弟」エドワード・ゴーリー、こちらはアメリカの絵本作家の名前ですね!子供向けというよりは大人が読む絵本というか、皮肉の利いた内容が多い作家さんのようです。
「うろんな客」が邦訳で出た時だったかかなり話題になった気が。
ゴーリーは知ってたんだけど最初読んだ時はぜんっぜんぴんと来なかった;
ツビッキーがまったく存在を知らないのにいきなり「双子の弟です」と現れるお前が「うろんな客」か!という名前オチですか、坂田先生!!w

などなど、今日は名前の元ネタで一人で盛り上がっていました。

不定期連載になりますが、次がまた楽しみです!!

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マルセル・デュシャン展2018

新年おめでとうございます!
なかなか更新できませんが元気にやっております。

昨年12月はデュシャン展を観に会期ぎりぎりの12月8日土曜に行って来ました。
私がデュシャンを知ったのはそもそも坂田靖子さんがお好きで、『D班レポート』の背景に作品の一部を使っておられたりしてw(一部といってもそもそもデュシャンは商業用機械に新しい意味を付加するという芸術の方なので著作権的には問題ないです)
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作品を読んだ当時私は小学生ですからそれがデュシャンなんて知らなかったのですが、大人になってニフティのパソコン通信で坂田靖子会議室というのを主催した際に、詳しい方にそれはデュシャンの作品からですよなんて教わって。会議室をやった当時はまだインターネットで調べればすぐなんか出てくる時代ではなかったので、私は県立図書館に行ってデュシャンの図録をめくって調べたりしたものでした。

さて、上野にはるばる出かけた甲斐があって、デュシャン展、本当に面白かったです!
しかもこういう展示にして太っ腹なことに写真撮影もOK.。
先に書いたように、デュシャンの芸術というのは原画とか現物ではなく、新しい概念、みたいなものだからかな。
それでも坂田さんが使ってたチョコレート磨砕機や使われた大ガラス(復刻というか?)を見た時には、ををを!!と思いました。
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デュシャンといえば一番有名なのは男性用トイレを置いた「泉」
これは当時の現物ではないようですが、展示の前には人だかりができていました。


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さらに坂田先生がサカタボックスでその魅力を書かれていた、荷紐でぐるぐる巻いた中に何が入っているかデュシャン自身も知らないというこの作品。をを、これか~~~!という感じで面白かったです。


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予想以上に面白かったのでほくほくと図録も買いました。
そうそう、デュシャンは女装写真なんかも残っていてそれはマン・レイによるものだったのですが、それだけは撮影不可でした。
思わずポストカードなんか買っちゃったんですが、どこかで見たなあ??と考えたらこれも坂田さんの「バジル氏の優雅な生活」の中に出てきた馬丁の女装写真というカットに似てるんでしたw
帰って比べて見ましたが鼻筋とかそっくり。もしかしてモデルだったかも??
マン・レイってコクトーなんかとも交友あったと思うのだけど。デュシャンとも相当親しかったのねえ。

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上野に行った日はお天気もよく12月初めにしては暖かくゆっくり公園を歩いてついでにムンク展も見ました。
こっちはものすごい人混みで。昔も見たことあるし、混雑を避けながら間近ではなく回る感じで観ました。
ムンクといえば「叫び」。むしろこの絵しか知らないで来てる人の方が大半だろうなーと思いつつ。
こちらはむしろお土産に買ったコラボ商品が夜会った友人たちに大うけしたのでそれだけで行った甲斐がありました。特に叫びピカチューは可愛いです。
(叫びはほんとは耳を塞いでいるのですが、ピカちゃん達は完全に頬に手をあてるポーズでした、まあしょうがないよねw耳の位置が違うからいいんだこれはこれで)

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久々に坂田靖子データベース更新しています!

腱鞘炎を発症してほぼ2年過ぎました。
一番ひどかったのが二年前の九月で、この時は悪くなる一方で凹みましたが、去年2月から一年接骨院に通って、回復の兆しが出て。
しかし、それ以上はなかなかだったので、今年4月で接骨院通いは中止しました。
というのも、腱鞘炎以上にかなり酷かった腰痛が接骨院のお蔭でだいぶ楽になったので、腱鞘炎の方は主に卵巣全摘によるホルモンバランスの崩れからの内科的要因も強いと思われるので、もう諦めてゆっくりつきあっていくことにしたのです。
仕事が事務なので入力もするし、書き物もするということで、家では極力指を使わないように映画見たり読書したりでのんびり。
そして早寝早起き、良い食事良い睡眠を心掛けているので、内科的にもだいぶ体調は良いのです。

が、今年二年ぶりに新刊も出たのでこれはもうちょっとまともな更新をせねば!と一念発起。

ということで、だいぶ挙げ直しました。


http://haneusagi.la.coocan.jp/sakata/


ほんとはいろいろ抜けやミスが多いと言われてるのでもっとページを見直してあちこち直していかねばなのですが、データはSNSと違ってスマホでポチポチというわけに行かなくてキーボード入力が指にけっこう堪えるのですよね。ほんとすみません。

ひさびさに画像いじったら、リサイズのやり方とか全然忘れて;あと、もともとよく分からないでいじってるので階層の構造が酷い。一度作ったものを読み直して挙げ直したりしてるからファイル名も記号になっててよくわからんw
なんだかむだにページだけ多くて素人作成で申し訳ないですが、坂田さんの新刊や新作情報だけでも挙げてなんとかお役に立ちたいものです!

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萩尾望都・浦沢直樹トークショー(萩尾望都SF原画展イベント)

抽選に当たりまして行ってきました!(これです↓毎度ながら今頃のまとめですみません)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2018042600025/


めっちゃ楽しかったですーー!
司会が飯田耕一郎さんで途中途中うまーく話をまとめたり方向チェンジされたり見事でした。
メモをとらずでしたのでおおよそですが、ざくっと個人的な感想を入れつつ。

■「印刷のことを考えてないね」

今回の原画展の感想を聞かれた浦沢さんの一言。
一瞬何をおっしゃる!?と思ったら、通常の雑誌印刷では出ないであろう微妙な色合いとか細やかな色付けを萩尾さんは印刷のことを考えないでやっていらっしゃるのだということを今回の原画の展示を見て思ったということでした。
浦沢さんは「自分はやらない、印刷でこの程度は出るであろうというところまで付ける、だからそれが反映しないとうるさいんです。多分印刷所の方にうるさがられていたと思います」だそう。
それに対して萩尾さんは
「印刷に原画の通りに色が出ない事はもう昔から諦めていた」!!
「昔画集を買った時に美術館で見た原画の色がどの程度反映しているのかなと楽しみに本を開いたら全く違う色合いの印刷になっていた。
有名な画家の専門の画集でさえその程度の印刷なんだから雑誌で出なくて当たり前だ」と思っていたそうです。
そこからいろいろと印刷に出ないのにご自身が納得するために描かれていたもろもろの絵の話。
「気に入って使っていらっしゃるあの青の絵の具は?」と浦沢さん。ん~~と考えてのご返答は「ルマのアクアマリン」だそうです。

■偉大な手塚先生のあれこれ

今回お2人の共通の話題として再三出てきた話題が手塚治虫さんに関するあれこれ。
萩尾ファンには有名な、萩尾さんに漫画家になろうとはっきり意識させたきっかけになったのが手塚さんの「新撰組」という作品ですが、浦沢さんがもし知らないファンがいたらということで改めて話を振られて、一連の話を。
(ここではもう割愛します)
浦沢さんが初めて手塚さん本人を見たのは小学館の記念パーティで、手塚さんは自分の担当編集さんを見て「もう帰るからもう帰るから」と言いながら逃げるように自分の目の前を横切って行った。
綺羅星のような漫画家が集まる席で、自分はなんという場所に来たのだと場違い感を感じながら座ってたらという話で、逃げるようにさーっと憧れの御大が、というのは想像するとちょっと面白いですね。
さらに萩尾さんがたくさんの取り巻きに「モー様モー様」と呼ばわれ追いかけられるようにしながら、黒いマントの?服を翻して自分の前を通って行ったとのお話。
萩尾先生がそれを聞いて首を捻りながら、「なぜ室内でそんな服を??」と繰り返し不思議そうに言っておられたのが本当に面白くて。
(え?疑問点はそこ??)と心で突っ込んでおりました。
パーティ会場だからマントってことはないと思うので、もしかしたら何かストール的なものを羽織っておられたのかもですね~~浦沢さんのご記憶ではそれが風に翻るように急ぎ足で業界の方々に囲まれながら歩いて行かれたそうです。しかし私もどんな服だったのかな?というのは気になりました。

■やりとりが既にSF向け‐脳と手を直結する補助機械が欲しいなど‐

浦沢さんが企画し進行されたNHKの「漫勉」という漫画家さんの作品が出来る様子を撮影した番組の話なども交えられたので、ペンの握り方や使い方の話なども。
線を描くのが速い浦沢さんに対して独特の握り方でカリカリと止まるように描く萩尾さん。若い時は浮かんだ線がそのまま指先に直結して描けたが今はそうじゃないという話から、脳から指に直結する機械みたいなのが欲しいという。サイボーグ?脳に浮かんだイメージがそのまま描けた若い時から比べると思うようにいかないという話からどこかSFネタになりそう。私の中で、いつまでも若い脳に対して補助機械を使うことで指が脳の赴くまま線を描くが暴走して肉体が瓦解する!!みたいなブラックな妄想が一瞬走って、なんだかやりとりがほとんどSFネタだよなあ~~さすが~~なんて思いながら聞いてました。
「漫勉」http://www.nhk.or.jp/manben/
関係の話もいろいろ出てきて、浦沢さんが「漫画家の描くところを撮影するというのは動物の生態を撮影するようなものだから、できるだけ自然に撮影することを主体としてカメラを何台もセッティングして常に手元を写すように、それについての語りはワイプでいいので画面にはずっと描いてる画面を出して」とした。
これは作品がどのように描かれるかを知りたいファンや同業者研究者には一番有難い画面構成であったのは確かなので、さすがだーーと思いました。それを「キタキツネの生態を撮るような感じ」という喩えも上手いですねw

■飯田耕一郎さんのコマ分析

途中でお2人のコマの流れを見せながらの解説コーナーがあって、これも非常に面白かったです。
萩尾さんの「ママレードちゃん」の初対面でオレンジが転がるコマが縦に使われてることの目の動きやコマの流れの計算など。浦沢さん作品は「MONSTER」から登場人物の目線の動きとコマの流れの分析。
プロって描く方も分析される方もすごい、と思いつつ聞いてました。
司会の進行も良かったですが、この分析コーナーも素晴らしかったです。

■原作付の話あれこれ

原作付の作品の話など。
光瀬龍さんの「百億の昼と千億の夜」は壮大な話だけど、最初からまとめるページ数がコミックス二巻分と決まっていて逆算して構成を考えてネームを最後まで先に作って、などの話。
私は連載をリアルタイムで読んでた口ですが、当時の少年誌の印刷は粗く、難解なSFは連載時は読みづらく思いましたが、コミックスにまとまったものを読んだらめちゃくちゃ良かった。
(掲載誌は兄が借りたりしてきたのを切れ切れに読んで全部読めなかったのでなおさら;;)
思うに連載だと本来連載の引きとか考えるところが最初からコミックスを考えての連載だったのでまとめて読んだ方が良かったんだろうと思います。
が、最近やりとりしたコアなSFファンの男性はリアルタイムの連載も楽しみに読んでたということなので私の理解力が低かったからかも。
ともかく2冊にまとまったコミックスは今も大事に持っています、長いSF世界の漫画化はすごいです。
萩尾さんは難解なSFの難しい箇所はぱぱっと端折って漫画化したという、そこをさくっと話されるのがさすがとしか。
ブラッドベリは抒情性が萩尾さんにぴったりで、私も萩尾作品から原作に入りハマって読みました。
コクトーの「恐るべき子供たち」も。ともかく原作のイメージを大事に描くようにされていたということなので、コクトーも萩尾作品読んで原作読みましたが、子供には難解な作品をお陰様でイメージが出来た状態で読むので理解しやすかったのでした。

■ファンの言うことは聞かなくていい!?

「漫勉」に出た清水さんがファンに「むくつけき男は描かないで」と言われたっておっしゃってたんですという話を浦沢さん。
そういうファンの意見ってどうですか?と振られた萩尾さんは苦笑い。昔、コアなファンにいろいろ言われて悩まされた話もあったと聞くのでどう話されるかなと思ったらそこはさらっと流して「あまり聞かないで自分がいいと思うように描くのが一番ですね」と。むくつけき男性を描かないでいたとしたら今度はきれいな男しか描かないんですねと言ってくる人が出てくるから。気にしなくていいのです、と言い切られてて、現在はこの境地で描かれているのだなと嬉しく思いました。

むさくるしい男も含めて老年でもなんでもあらゆる年代の男性を少女マンガで描かれるようになったというのは萩尾先生が最初くらいじゃないですか?という浦沢さんに、首を捻って、自分は水野英子さんやわたなべまさこさんなどから学んだ的なことを。その際「そういえば、萩尾先生は横山光輝さんならこう、手塚さんならこう、とかタッチを真似て描いて下さいましたね」とそういうことが萩尾さんが初ではない、少女マンガの先人がいたことを思い出された風でした。うん、萩尾さんの前には手塚さん、横山さん、ちばてつやさんといった少女マンガの初期を支えた男性漫画家、その後の水野さんわたなべさん牧さん・・・といったたくさんの先人がいらっしゃるのでした。その辺の話も少し広がって出てきました。

■原画展の見どころあれこれ
今回の原画展では河出書房新社の穴沢さん(名前が出ました)が「11人いる!」のネームがあるのを見つけて展示に使われていて、自分でも懐かしく…というご紹介。ネームはファンがめったに見せて貰えるものではないので、創作の秘密を覗くようでとても興味深いです。
あと、やはり最初に出た話に絡みますが、印刷には出来れない細やかな色使いとかが観れるのが原画展ならでは。

話上手な浦沢さん、見事な司会進行もあって2時間たっぷりのトークショーは終始和やかで楽しい内容でした。
企画下さった関係者の皆様、萩尾先生浦沢先生飯田先生有難うございました!

まだ夏休み後半9月初めまであるので高崎まで是非おいでませです!!

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坂田本で並べる#あなたの本棚のあいうえお~らりるれろ・わまで

ツイッターのハッシュタグで「あなたの本棚のあいうえお」というのがあって、それぞれお勧めのタイトルを挙げて行くというのが面白そうだったので、坂田本で試しにやってみようと思い立ち。
が、抜いてみると何回もあ行だけでも回せそうだけどないのはないし、で、とりあえず抜くだけ抜いて並べて撮影して呟いてみたところ、「ちょっとでも載っていれば挙げてしまうというので全部坂田本でどうか」というお声を書評家の石堂藍様から頂き(ありがとうございますv)調子に乗りやすい私はその企画で乗ってみたのでした。

自分のデータベースで単行本五十音別ファイルを作ってあるので基本的にはその本を抜くだけですが、コミックスのタイトルでない音はそのほかのタイトルで探してみました。
やってみると案外簡単に埋まります。というか、抜ききれない冊数の時もあるくらい。

しかし苦戦したのは「な行」。
「ぬ」はどうしてもなかったので「布バッグ」という苦し紛れをw 
さらに「れ」もなかったので「レコード」、
とうとう何もなかったのは「せ」「る」でした。
作品タイトルでいけばあったかなー、そこはもう考えてないんですが;

補足的に「せ」は坂田さんの大親友・故佐藤史生さんの『精霊王』、「る」は萩尾さんの文庫で山岸さんが解説を書いている「ルルとミミ』と私の趣味で高野文子さんの『るきさん』を挙げてみました。

撮影したあとに、ああこれも入れればよかったと抜けてるのに気づいて残念だったりもまあたくさんあるんですが
ちょっと面白かったですねー。
帰宅して夕方に本棚からちょいちょいっと抜いておいて
翌朝撮影して、仕事の合間や休憩時間に呟いてました。
補足的にいくつかの本は別撮りして呟いたりも。

それにしてもこうして並べると坂田さんのお仕事の幅広さには圧倒されますね!

あ行
A
か行
K
さ行
S
た行
T
な行
N
は行
H2
ま行
M
や行
Y
ら行・わ
R

抜けやミスが多いデータベースですが、もし興味出た本あったらご参考にして探してみてください。
電子書籍が出ているものもありますので是非^^
http://haneusagi.la.coocan.jp/sakata/

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«映画『坂道のアポロン』