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カーネーション 最終回感想

これはNHKの朝ドラ「カーネーション」の最終回のネタバレを含みますので、まだこれから録画を見ようと思ってる方は読まないでください。


今日で毎週楽しみにしていたカーネーションが最終回だった。
シニア編に移って何かと不評が聞こえてきた夏木マリ=糸ちゃんだったが、私には夏木さんは十分好演してるように思えたし、最終週も素晴らしいものだった。
糸子のモデルであるコシノアヤコさんは実際に92歳まで(つい最近だ)現役デザイナーとして活躍されていたとあって、夏木さんも首や顔には皺の特殊メイクをかなりされているようだった。老いを演じつつ、年の割に常に元気でエネルギッシュな主人公・糸子の魅力を出すという難しいところをよく表現されていたと思う。
80歳過ぎてもなお、美味しいウナギ、美味しいヒレカツを食べたいという食欲、スケジュールがびっしり詰まっていても長女に頼まれたら講演を代わりに引き受けるというバイタリティ。
物語ではなく実際にこんな風に生きた人がいるというのは、素晴らしい。
私なんぞ、その半分の年齢でも既に揚げ物食べたあとは胃がもたれるし、肉とかそんなに食べたくないのにw長生きする人はやっぱ違うわ!

今週は最初から最終週とあったし、締めだなと覚悟しながら見てたのだけど涙涙だった。
人をもてなして喜ばせることを生きがいとした人生、多くの人に慕われ、多くの人を養った甲斐性のある実業家。向かいの金券屋のお兄ちゃんまでバブルがはじけた後は自分の店で働かせてる。さすがだ。
器の大きさが半端ない。
長女の代わりを頼まれた病院の講演では、周防さんの娘さんに会うという奇縁まであった。これは実際に会ったのだろうかどうだろうか、そこは分からないが人生というのはそういうことがあるかもしれない。
先生が相手で良かったという言葉で過去のことがぱあっとプラスに裏返る瞬間、人生で無駄なことなど一つもないと思えた。周防さんが奥さんを失ったあと孤独ではないのだろうかと案ずる思いが、奥さんを亡くした男性たちをもてなす集まりになってそれが人と人を結ぶ縁となっていく会になっていったという話も素敵だし。
毎日毎日新しいことに挑戦して生きていくことに楽しみを見出していたという糸子さんの生き方は素晴らしい。
亡くなった後のナレーションにはどっと受けた。大島弓子作品を思い出した。
脚本の渡辺あやこさんは大島作品にも精通してるみたいだから、なんらか影響はあってもおかしくない。
ダリアの帯 (白泉社文庫)
で主人公が亡くなったあともナレーションが死者の形ではいる、その感じが最終回にはあった。
それがとても自然で、自分はここにいるよ、というメッセージもすーっと心に染み入るように入ってきた。
とても良いラストだった。

夫が何かで読んできたのだが、主人公の役者が変わることで何かとクレームがくるのは毎回の話なのだそうだ。私は今回の役者変更を自然に受け入れて楽しんだが、そういう人はイチイチNHKに言うとかはないので文句だけが表には目立ったのだろう。受け入れて楽しんだ人も多かったはず。
そしてシニア編が進めば進むほど夏木=糸子にもみんななじんでいったはずだ。
やっぱり最終週なんて見事だったじゃないか。
もちろん尾野真知子=糸子も見事だった。

そうそう、ナツのシニア編、江波杏子もめっちゃ良かった!
江波さん、栗山さんのナツの演技をチェックされていて目線の使い方とか若い頃のそのままを上手く表現されていたので受けた受けた。イケメン好きで、調子のいい院長が出てくるとにっこりするとことか若いナツがそのまま年取ったみたいでほんとおに良かった。役者さんって凄いなあ。

ほっしゃんの演技は脚本の渡辺さんも激賞されていた。あまり良かったので逆にシニア編の北村が浮かばなくて死んだことにしたそうだ(残念)。
糸ちゃんを思いつつも何も口に出せないままだったほっしゃんのスピンオフ番外編なんか本気で見てみたいですね~。男の純情というやつを。

本当にいいドラマだった。番組作りに関わったすべての皆様に一視聴者として感謝したい。

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twitterとネタばれ

*この日記には『うさぎドロップ』宇仁田ゆみ著のネタばれを含みますので未読の方、これから読みたいとお考えの方は読まないで下さい*


先日、マイミクさんからお薦め本をどん!と段ボールでお借りした。お会いしたことがないままネットとこうしたお付き合いだけで既に7,8年は経っただろうか。お互いに本の貸し借りをして借りたまま2,3年とかざらである(が確実にお互いに返却もするしお礼もする)。
先方がずっとご多忙で縁がしばらく途絶えていたのだが久々に交流が復活したところ、お薦め本がどんときたのだった(嬉しいv)。返却時にはまたこちらからお薦め本をお貸しするんだ~v

その中に『うさぎドロップ』全巻があった。映画化アニメ化もされ話題の本だし、今また番外編が出たりしてどこの書店でも平積み。おおよその物語は映画宣伝などもあったため分かっている。
読みたい気もしたがでもなかなか手は出なかったのだが今回お陰さまでお借りして読めた。
うん、とても面白かった。
非常に面白かったのはいいのだが、さて、実は読む前にTLでうっかり下記のような呟きを読んでしまっていたのである。

某呟き*「うさぎドロップ」のラスト、どうにも私は認めがたい~

(・・・・・ふーん・・・認めがたいかあ・・・なるほど・・・とすれば、ラストは・・・だな・・)←結末を半分くらい予測

某呟き2*「うさぎドロップ」あれは結局主人公が若紫を育ててたってことね

(若紫、やっぱなーそうなるとラストは・・・なわけだ・・)←この時点で結末を確信

この二つの呟きは恐らくはご本人達はネタばれなんてさほど意識してないと思うけど、しかし前者はともかく「若紫」はいかんよ、きみ;
そこそこの知識があれば「若紫」といえば「源氏物語」の話とすぐ分かるし、名前知ってればいわんとするオチも分かる。
私はこの呟きを読んだ時にはまだコミックを読もうとも読まないとも全然思ってなかったのだけど、お借りして読む段になったら(ああ、この話が最後は・・・・なのね…)と最初から分かってる状態で読まねばならなかった。
これは物語を読む面白さをしっかり半減させてくれた。ネタばれが嫌われるわけだ。
だからネタばれするような時はくれぐれも注意して発信せねばなりますまい。

気をつけよう、twitterにはネタばれがトラップのように溢れてるw

ドラマや映画、人気マンガ、物語などなど、出回ってしまうとそれだけみんな感想は語りたくなるし、読んだ人が多ければネタばらしなしに話するのも難しい。話することで盛り上がるんであるし、それを止める権利など誰にもない。むしろ話題にして盛り上がる方が視聴率も挙がるし、本なら売れるし、WEBならアクセスが上るってもんである。でもブログならこうして「ネタばれ注意」など書けるが、そういう意識なしに垂れ流される「呟き」は非常に危険である。呟きでも意識的な人は「ネタばれ注意」など先に付けてる人もいますがねー。
ドラマなども先を楽しみに録画を後で見ようなんて思う人はツイッターなんか覗かないことであるw(自衛)。

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装丁の話

私の周辺で少し前に出たある本の装丁が不評であった。
けっこう一般では高評価だし、TLには装丁した人本人のコメントがRTで読めたりしたので、あまり迂闊に表で話出来ないが、私の周囲の人達には不評だったのであった。
まあこれ以上詳しく書けないのでこの件はいいのだが、その話の流れで「坂田靖子さんの本はどれも装丁にはずれがない」というような話になった。
いや勿論全部が全部素晴らしい装丁というわけではないが(例えば、バジル氏の白泉社文庫などはあまり創意工夫がなくてちょっとがっかり)、でも全体にどの本もいい感じ。
少女マンガ研究家のヤマダトモコさんは特に早川書房さんの『時間を我等に』の装丁がお好きなんだそうだ。
確かにこれはシンプルな中にインパクトもあって素晴らしい。
図書の家の小西が言うには、坂田さんの絵はイラストとしての完成度が高いからなのじゃないかという意味を語っていて、私もそこには非常に賛成である。
というのも我が家では過去10年くらいお手製でカレンダーを作成していたのだが、その際に好きな漫画家さんのコミックのカラー表紙などを使っていたのだった。(勿論自家用に印刷していただけなので作家さんの著作権を侵すものではないです。)
で、私が月ごとに使いたい絵を選んで夫に適当にレイアウトしてもらって卓上用にポストカード大に印刷して使っていたのだけど、どの漫画家さんよりも坂田さんの絵は夫にも評判が良かった。
あまり少女マンガしすぎず、かつ、絵として非常にレイアウトしやすいと言うのだった。これが他の作家さんだと表紙から部分的にカットしてレイアウトするにしても使いづらいとか、ちょっと少女マンガテイスト強すぎとか、ダメだし出されることが多かった。これが坂田さんだと表紙からどれを取っても評価高かった。
他の作家さんだと選んだ表紙はちょっと使いづらいと言われ、イラスト集などから採択しなおしたりなど・・;
多分、坂田先生ご自身に本のイメージがあって描きおろしだと特にびしっとハマる絵を描かれていたんだろうなあ。それがイラストとしても完成度が高くて独立しても使えるということだろうと思うのだ。作品集のイメージを明確に伝えつつ、そこから離れてもハマりやすいイラストというのは凄い。

そんで今、HP再構築用に表紙絵をスキャンしなおしているのだが(前に取った画像はちょっと小さすぎるので、現在のブロードバンド化を考えると拡大版があっても良いなと…。アマゾンとかに画像があればそれを使えばいいのだけど一々それらを確認するのももう面倒なので、手持ちの本を片っ端からスキャンしまくっているのだ;これをさらにリサイズしたりしなくてはいけないので途方もない作業ではある…なんせ100冊はゆうに超えてる…)
本当にどの表紙も非常に良い。
特に私が気に入っているのは潮出版さんのアジア変幻記シリーズである!!
これは装丁デザインが日下潤一さんなのだが、この方の装丁は本当に素晴らしくて大・大好きだーー。
紙質とかの選び方も好きだv
作品もこのシリーズは秀逸なのだが、本自体も凄く良い。
文庫版もまた非常に可愛らしくて、これはセットにして箱に入れてプレゼントなんかにも良いように思う。
ハードカバーで出た『坂田靖子の本』3冊も非常に良いよねえ・・・・
(そういえばこの2巻までは「坂田チャンネル」だったか付録でついてたのに3巻にはついてなかったというのはなんでだろう;私の手持ちの分だけ付けそこなってるとかだったら哀しい・・・)
日下さんは多分山岸さんの潮本も装丁デザインしてると思うが(今外出先なので確認してない;)、山岸本も良かった。

早川書房さんもやはり秀逸で、ヤマトモさん一押しの『時間を我等に』も良いが、他の出版社さんからの作品を文庫化して出してくれた文庫版もどれもこれも非常に可愛くて愛があるなあ~と思う。
でも確かにどこから出てる本も装丁にも愛着が持てるのが多い、有難いことである。
講談社さんが気合い入れて出した文庫『誇り高き戦場』とかカラーが気合い入りまくっててこれも良いし、光文社さんから出た『クリスマス・キャロル』これも非常にいい本だったな~。長く売って頂きたいし、全国の図書館にも置いて頂きたい。『バラエティ・ギフト』なんかも可愛いよねえ。朝日ソノラマの『闇夜の本』のバンダとトキのイラストなんかももう額縁に入れて飾りたいくらい好きだが、本もそれがよく活かされている。

坂田靖子ファンは本好きの人が多いので、本は中身だけじゃなくていつまでも持っていたくなる装丁も大事で、それは大きさとか紙質とかソフトカバーなのかハードなのかも含めて全部に愛着持つ。
そういう意味でどれもこれもいい感じに仕上がってるのは嬉しいですv

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『サカタさんのおばけ屋敷』ジャイブ社発行

いや~もう、ジャイブ社さん、次々と有難うございます!!
おかげさまでコミックス未収録作品が続々とコミックスに収録されております!!
(なのにデータ更新できないままですみません、、)
サカタさんのおばけ屋敷―坂田靖子よりぬき作品集

今回の本、ナタリーさんが「坂田靖子初のホラー本」みたいな紹介をされていていいのかな~~wと思ったのですが帯にはちゃんと「ある意味怖い、サカタ式ホラー」とあったのでした。これは正しい(?)ちょっとほっとしましたw
正式な(?)ホラーのカテゴリでこの本を買う方はいないとは思います!(きっぱり!)

この本の面白さは、初収録の「怪奇!ミステリーナイト」「トンデモ!おかるちっくナイト」「なんだこりゃ?不思議ナイト」の3本のエッセイコミックが目玉だと思うのですが、なんといっても怪奇現象にまでつっこまずにはおられない坂田さんならではのつっこみ精神ですね。
「怖さ」よりも「お笑い」に走ってしまうからとご本人書かれてますが、何か不思議な怖い現象があっても、(おいおい;それじゃ・・・だろ)と突っ込まずにはいられない作家性w坂田さんの描くマンガの面白さの秘密を見るようではありませんか。

私は常々「笑い」というのは人間の持つ最上の知性だと思っていますが、怖いものを怖いままにおかず、心霊写真に出てくる霊は写真に写りたがりなのか??と考えるその思考の面白さたるやw
言われてみればそうだなーって納得。
がくぶるの写真に対して、あははは;;と一緒に笑ってしまう。
一番怖い霊写真のはずが、どうみてもリーゼント、とか、どうみてもシロフクロウ、とか…あははは;;
…霊は怒りませんかねw怒らせると怖いですよwリーゼントだけど(ぷぷぷ・・)

アシモフの「黒後家蜘蛛の会」に出てくる一編で、人は基本的に自ら騙されたがってるのだ、というネタのがあったのですが(結局話は全て話し手の作り話だったのに会員はああだこうだと謎を解こうとするという話です)、見方を変えれば不思議でもなんでもない話をわざわざ不思議な話、奇跡の話、ミステリにして騒ぎたいというのがあるわけです。
でもそこをさらに見方を変えて冷静に突っ込んで笑いにしちゃうのも非常に面白い。
この3つは『ミステリジュール』というレディス誌掲載の作品ですけど、坂田さんの思考ってほんとーに面白いなあ~と、スパイザデスクの日々のネタでも思いますが、こういうエッセイコミックも冴えてますよね。
今回収録されてホントに良かった!

さてそのほかの佳品も。
巻頭の『非常識な死体』
この話当時も大好きだったんですよねー!!サー・ベントリィが腹を立てると主人公の足をずるずる引っ張るのを何度か繰り返しますが、このタイミングが絶妙の笑い。大うけしながら読んだものでした。
オチがまたふるってて、このラストの捻りにも感心したのを覚えてます。タイトルの「非常識」はこっちかーって。
初期作品から『ぼくの幽霊屋敷』
この話も好きだった~、掲載時私は12歳ですか、しかし受けましたね~。そして最後は大団円だしvv
『死神の来た夜』
これはランスノートンさんとラスティのやりとりが微笑ましくて、もうラスティ可愛すぎるだろう~~~という。この作品は偕成社の『水の森奇譚』には入ってるのだけど
http://homepage2.nifty.com/~haneusagi/sakata/publish/kaiseisya/kai_sub02.html

後に出た潮出版さんの文庫版には収録されていないので(こちらは『水の森奇譚』を全収録してくれた貴重な文庫なのですがその分読み切りは収録されなかったのですね)今回入って良かったです。
後味の良い佳品ですよね~~大好きですvv

坂田作品には確かに幽霊とか死体とかけっこう出てくるのですが、今回収録にならなかった中で秀逸なのは『ハリーの災難』でしょうか。
『バジル氏の優雅な生活』1巻に収録されている、画家のハリーの大災難。
これはお気に入りのアーサーが死体になってしまってるので、できればシリーズとは別の番外編として別扱いで読んで頂きたい。

それでふと思ったのですが、坂田先生自薦セレクトの『バジル氏の優雅な生活』ベストコレクションみたいな作品集があっても良いなあ~。バジル氏も若い世代は知らない人は知らないでしょう。
今の執事ブームのずっとずっと前にこんな名作があったことをー。往年の少女マンガファンとしては是非ここでお薦めしたいっ!!
ページ数にもよりますが、ベスト(?)とかご自身に選んで頂いてそれにコメントページさしはさんでもらって
B6判ソフトカバーでちょっと豪華めな1(~3巻くらい)を是非。
「写真屋」「ランスロットの遺産」「月の階段」は是非入れて欲しいです!!
特に「ランスロットの遺産」ははずせないですね!!
(なんつって、白泉社さんが出さないと他では出せないか~~~)

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震災から1年

報道があまりにこれ一辺倒なので、何か気持ちが荒んでしまう部分があり、何か呟く気にもならず。でも一年経った今の心境を日記には書いておきます。

1年前、地震のあった日よりもその後の方がずっと大変でした。計画停電に振り回され節電せねばとエアコンもあまり入れず薄暗くした室内でコート着て厚着しながらポツポツと仕事してた日々。
スーパーからは物が消え、このままいったいどうなるのかと心細かったけど、東北の人達はもっと大変だと自分に言い聞かせて、買い溜めに走らないこと、デマを拡散しないようにすることなどなど、ひたすら冷静でいようと気を張っていた日々。
原発事故についてもどんなに怖ろしいことになっていても、政府が嘘を言ってるにしても、知識もないのに憶測だけで不安を撒かないようにしようと思っていた。
メルトダウンがないというなら、ない、と信じようじゃないか、と。
(まあほんとは深刻な事態だとしてもパニックを起こさせないためと言う大義名分の為に本当のことは言わないのだろう、とも思っていた。)
今となっては嘘ばかりだった政府発表、枝野さんに好感を持っていた自分も後になってバカみたいだったなーと思ったり。
信頼を失った政府にも東電にも呆れるばかりの日々で、復興は一向に進まず、消費税を何がなんでも上げようとする動きばかりが目につく今日この頃。
さらには首都圏直下型大地震の話…考えると不安ばかりだけども。

でもそれでも生きて行かなくちゃいけないし、生きていくからには生活しなくちゃいけないし、生活するからには楽しいことを見つけようと思うよ。
何もしないで不満だけを言う生活はイヤだからね。自分のことは自分で守ろうと思うし。
情報が氾濫する中でも有益で正しい情報を見極められるよう日々気を付けていこうと思う。

一年、もう一年、まだ一年。
被災された人たちへの支援を何か出来ることを探して続けよう。
少しでも早く復興が進みますように。


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『ベル デアボリカ』番外編配信中!

感動の完結を迎えたデアボリカ、今回は読んで楽しい番外編がUPされています!

http://bookstore.yahoo.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%BC%EF%BC%86%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC%E5%80%B6%E6%A5%BD%E9%83%A8-dc/free_magazine-128981/?category_id=4

いやもうめっちゃ楽しい~~!
フリップ君は私の印象ではずっと三枚目キャラなんだけども経理担当者としては優秀。優秀な人間をヴァルちゃんが気に入らない筈はなく、でもそれ以上に気に入られてる感じなのは何かな、やっぱ素直な性格だろうからかなw
ガレス君といえば、奥さんきっと可愛い人なんだろうな~~、というのが勝手な印象でありまして。
・・というのも、寒い夜にツヴァスに、”嫁を娶ったらどうでしょう、こんな日は女房の有難味がよく分かる”的な半分ノロケだろうそれわ、というセリフを吐いた人なのでw
寒い夜に任務を終えて部屋に戻るご主人のベッドを湯たんぽ?ならぬ自分自身の体?で温めてあげて優しく迎えてくれるけなげで可愛い奥さんなのだろうかー、なんて思ったりしてました。
湯たんぽ(w)というのは日本的な発想ですが、あれだけ寒そうな城なのだから独身のツヴァスのベッドにも何か暖房器具があっても良いわけで、仮にもツヴァスは城主なんだから誰かベッドメイキングの際に何か温かくする手配をしてくれても良さそうなんだけど。この城ではそういう発想自体がないものなのかな。
調べてみると湯たんぽというのは中国では唐の時代からあったそう。

≫中国では唐の時代からあった。「湯婆」(tangpo)の「婆」とは「妻」の意味であり、妻の代わりに抱いて暖を取ることを意味している(Wikiより)

なんで、ガレスはまあ湯たんぽナシでも奥さんがベッドを温めてくれてて冷えた体も温めてくれるんでしょうが。
ケルウォースは西洋の中世時代がイメージにあるのだけど、西洋ではこういう暖房器具はなかったかな~。
まあしかし、経費節約もありツヴァスは我慢強いからそういうことも言わないのかなーとか・・。
そんでまあガレスの「娶ればどうですか」のセリフのこの当の夜にヴァルちゃんが戻ってきてしっかり同衾するという流れがもう、ツヴァスが嫁を娶るのはないよねーそりゃねーという展開で、あのセリフは本当に効果的でしたv
(まああの晩は死にそうな目にも遭わされるんだけども・・・・)
真面目なガレスが多分同じ年の城主を心配して言うんだけど、そのガレスはノーマルに幸せなんだろうなーってよく分かるセリフでした。

台所を預かる逞しいおかみさん達、いいですねーー!特に魔法使いに肉の燻製の山を差し出すこのおかみさんの強さは、萩尾先生の「エッグ・スタンド」に出てくるユダヤ人の主人公が嫌味言われてるとこを力強くかばってくれる売春婦のお姉さんの強さにも似て、非常に逞しくて大好きです!頼もしいvvv絶対に負けないw

番外編「解錠」に出てきた賢い孫娘の話も大好きでしたが、敵方の城にも、ツヴァスの城の関係者にもそれぞれに生活とドラマがあるのが、ちょっとしたセリフ一つでもよく分かって、そりゃもうスピンオフもたくさんネタがありそうと思います。
私はドラマでもコミックでもスピンオフは結構好きで、「相棒」の六角精児さん演ずる超有能な鑑識官・米沢守の話なんかも面白かったーーv
優れた物語は主人公以外も名脇役が多いわけで、それを主役にしてもそりゃもう面白いわけで。
H&F倶楽部さんには是非是非、坂田先生にWEB連載を続けさせて欲しいですーーー。
読みたいですっ!!

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「カーネーション」 夏木マリ

今週からシニア編に移って、オノマチさんから夏木マリさんに主演が変わったら、あちこちで違和感があるとかなんとか若干不評気味なのだった。
しかし、今日一週分見たが、個人的には夏木さん十分好演してると思うがなー。
一気に年数を飛ばしたので、商店街も一変し、周囲の主だった人たちも故人になり写真出演なのが寂しい。
三人姉妹は三人が三人ともデザイナーとして飛ぶ鳥を落とす勢いで、3人の母として取材も増えていたらしい。
ただ今週はそういう時代設定の説明や新しくメインで出てきた長女の次女(孫)(グレてジャージファッションしかしないw)の話で、展開がちょっとまどろっこしい週であり、主演が変わったから面白くないということではないと思うな。
それにオノマチさんが非常に好演したのは私も同感だけども、最終回では既に60才頃を演じていたという計算になるのだが、もちろんなるべく老けてきたという演技はされていたのだが、そのような年齢には到底見えなかった。自分の頭の中で(ええと・・いま糸子さんはけっこう年配になってきたということなんだよな・・・)と変換しながら見ていた。それだけいつまでも若々しく張りをもって仕事してた主人公ではあるのだろうけども、役者の実年齢的に娘役たちとさほど差がない中で老けた感じを出すというのが難しかったのは難しかったろうと思う。
それに既にシニア編での役者交代は決まっていたのだからメイク的にもさほど無理もしなかったのだろう。
意見の中では最近では特殊メイクもあるのだからそのまま老け役もやってもらえば良かったのに、というのも多くあるようだが、さてどうだったろうか。
シニア編は周囲の役者さんも一変して別の展開ということで、幼少編、キャリア編、シニア編、ですぱっと役者を切り替えたことに私は別に違和感もない。
幼少期編の糸子が最初たった1週間にはもったいない子役さんだと思っていたら、次女の子供時代編で再度出てきたのでそれも面白かった。とんでもないやんたくれで最高だったv
うまく加齢を演じ分けたのは麻生さんがぴか一だったろう。年を取ってどんどん腰が曲がって小さく小さく非力になっていく動きを出しきっていた。座ってる姿が小さいお婆ちゃんになってる様は凄かった。
演技力って画家の表現力にも似ている。
漫画家さんでも上手い人は年齢の描き分けが完璧だ。坂田さんや佐藤史生さんら上手い人が描くおばあちゃんの絵を見ればささっと描いた中でも輪郭線からして違うのがよく分かる。年取ると頬の線や顎の線が弛んでしまうのだよ。シンプルな線の中でこの描き分けがきちっと出来る坂田さんがご自分のことを絵が下手とおっしゃるのが私にはホントに分からないがw自然に出来ちゃうからテクニックと思ってらっしゃらないのかもしれないw
これが漫画家さんによっては若い輪郭のまま額に不自然に線が入ってるだけで加齢を表していて、それじゃムリあるだろ、、ってことがままある。
オノマチさんはいい役者さんだと思うし、決して表現力がないと言いたいわけではないのだが。
年齢の割に若く元気である主人公の加齢を自然に出すというのは難しいことだ。
でも主人公のどうしても全身や表情などから漂うその加齢感がないとこのシニア編は話が分かりにくくなると思うのだよね。それにそれは是非過度な特殊メイクなしに役者さんが演じた方がやっぱいいと思うよ。
いずれにせよ、まだ切り替わって1週間。オノマチさんに愛着するあまりいくらも見ないで文句だけ言うのももったいないんじゃないかな。新しい展開をもっと楽しんだ方いい。

ほっしゃん演ずる北村ももう出てこないというのがちょっと寂しかったなー、恵さんも惜しいキャラだ。
糸子さんは北村のピュアな片恋に全然気づかないままだったのかな、どうかな。
なんだか番外編を見たいくらいの可愛い男だったなー。恵さんの話もねw(恵さんはどうもそっちの人のようだったからなー)

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同人誌印刷の話

それでデアボリカ通信では自主刊行も検討中で同人誌印刷に良いところを知りたいと書かれていたので、マイミクさんに聞いたら、同人誌を出しておられる方から下記のような情報を頂きました。

≫同人印刷で安いところは沢山あります。
 印刷所料金は部数に寄ります。
少部数だと高い所もたくさん刷ると安くなったり、 その逆もある。
高品質/低料金にこだわる人が使ってる印刷所は丸正インキ
大陽印刷もいい

≫もっと安いのはオンデマンド印刷できる所。
最近のオンデマンドは綺麗です。

≫あまり量は捌けませんが、コミティアは坂田ファンが多そうな気がします。
本人不在の委託参加もあるので(コミケも委託はあるにはあるけど、行くのが大変な場所にある。。。)

≪≪
以上のようなアドバイスを頂きました!

また改めてお手紙でお知らせしたいと思います!
もしコミケ、コミティア参加されるなら私は絶対に行きますw 販売のお手伝いさせて頂きたいくらいです!
(私は元々接客業もしてたからそこそこ売り子も出来るように思いますw)

でも出来れば坂田作品は商業出版でばーん!!と出して頂きたいので出版社さん方、編集様方、皆々様、作品まとまれば是非出版のほどよろしくお願いしますーーー。

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ベルデアボリカ通信

坂田先生から「ベル デアボリカ通信」が届いた~。
最終回が地味だったかも、って坂田先生、ぜんっぜん、そんなことはありません!!
(↓最終回を読んでない方はここから先は読まないでください↓)


私はすっごくすっごく納得の渾身のラストだったと思ってます。
ヴァルちゃんが自分の魔法の力を失ってまで得たかったツヴァスという存在、そんな風に全身全霊を掛けた愛なんて凄いことですよ、しかも愛なんて信じてなかったあのヴァルちゃんがですよ。
そして自分より先に死なないでくれというお願いの切ないこと、可愛いこと!(「関白宣言」をちらっとでも思いだしたのは私だけではあるまい;;;)
ヴァルちゃんは究極のツンデレですけど、二人になるとすぐいちゃいちゃするとこがまた可愛くて、今回の番外編もゲームに負けたくなくていちゃいちゃに持ち込むとこなんか、もうどこまで可愛いんだこの人は~~みたいなw
まあこのあたりのことはなんとか感想をまとめてブログにUPしたいと思ってます。ネタばれ注意でも書いておいて。

スピンオフの話もたくさんありそうだし、続編の構想も???凄いなあ~~~読みたいな~~。
ふざけた同人誌、読みたいなあw
でも坂田本は出来るだけ商業で出してもらって全国に流通するといいなあと心底思ってるので、出版社さん、なんとかして下さい!!

坂田ファンは往年の方はWEB読まないで本を待ってたりするから出版社さんも反応なくて??なのかもしれない。あと、書籍の流通の問題。正直地方の小さい書店は黙っていると入りません;;
なのでなんらかで坂田本出版の情報をつかまないと知らないままの方もけっこう多いに違いない;;
なんというジレンマ。私はアマゾンは外資系だからというのもあるし、出来るだけ地元の書店で本を買おうとは思ってるのだけど、待ってても入らないから結局ネットで買ったりしてしまう。それも出たことを知ってるからこそだし。
本当は出来るだけ注文してでも地元で買えば気のきいた書店員さんなら次からは少しは入れてくれるようになる、それが地元書店で出てたら買うという層にも訴求するから良いのだがーーー。
出版不況の問題は根深いのだ。一部の売れるものだけがダカダカばかみたいに売れる、そればっか書店に平積みにする。本好きの書店員さんの作るうるわしの棚がどんどん減る…

といいつつ、昨日は紀伊国屋さんまで休憩時間に回って買ってきた~坂田新刊本!
これもまた感想を書こうv
紀伊国屋さんには坂田本は棚に表差しで数冊出ていた!!ありがとう書店員さん~~~!
萩尾さんの「なのはな」も買おうと思ったら今日入庫なんだそうだ;地方だから都内より遅れるのだね;;残念;;
他でちゃんと入ればいいのだが;;;

書店さんにもほんと頑張って欲しいよ・・。

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いろいろ…

「カーネーション」が面白いのでついまとめて見た感想をそれこそネタバレも気にせず(?)(といっても具体的なことは書いてないけどな)書いたら、これがまあ「カーネーション 感想」という検索でけっこう読みに来てくださるのだった。
私のブログは日記とは名ばかりでたまにしか挙げないし、けっこう長いことやってるから毎日読みにくるような方は少なく、どちらかというとキーワード検索でいらっしゃる方が殆どだ。
グーグルの検索では自分のPCの検索では一般的な結果ではないのでよく分からないがそこそこの上位に来たらしく(なぜだろう、TVネタとしては珍しい)。
私自身は実を言うとTVに限らず、マンガ作品でも本でも人の感想を一生懸命探して読むということはあまりしないのだ。
解説書きを頼まれた際に詳細情報を探す流れで感想ブログを拾ったりしたことはあるが、私は結構人は人、自分は自分…的なとこが強いのかもしらん。
逆に自分一人でひっそりと好きなものを噛みしめるようなのが好きなのだが、いかに好きかという思いを言葉にまとめるのは好きなので、なんとか(誰にも頼まれないのに)言葉にしようとするだけのことで、そのためには逆に人の感想や言葉の使い方に左右されないようにしたいという思いも無意識にはあるのかもしれない。

でもこうして番組の感想を読みに来る人が多いのを見ると、ああこんな風に好きな思いを他の人間がどう語ってるかというのを読みに来てそして盛り上がる人も大勢いらっしゃるのだなと改めて思うのだった。

やっぱり、あまりネタバレとか気にしないで好きなものを熱く語ることでその作品を好きな人を多くして盛り上がるって大事かも。坂田作品でも佐藤作品でもなんでも好きなものは熱く語ろうじゃないか、と思った私だったw
(でも好きすぎてTVの感想書くみたいに簡単に書けないよ、、、)←やっかいな性格;

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