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「梅ちゃん先生」感想の感想

世の中の人は割と時間があるらしく、面白くなくても見続けることもあるようだ、ここのここがダメ!という感想を言うが為に。
「カーネーション」が朝ドラ史上最高のドラマともてはやされた反動か何かよく分からないが、「梅ちゃん先生」は逆に叩かれまくっていた。私のマイミクさんもTLもアンチな感想が多かった。
面白くないならなぜ見るのかなー??と不思議だったが、批評を言うことも一つの目的になるようだ。
そのせいかどうかよく分からないのだが(面白いと思ってる人が黙ってるだけなのかもしらんしその辺は分からん)、視聴率は好調だったみたいだ。

私は「カーネーション」を土曜日にまとめて録画して見る習慣が出来ていたのでそのまま続けて見ていた。
そのあと、寝室(朝の着替えや準備をする部屋)のTV環境が変わってそっちでBS見れるようになったので、BSプレミアの時間帯がちょうど準備しながら見るのにちょうど良かったので毎朝見ていた。
堀北の独特のまったりのんびりした演技は何かとバタバタいらいらしがちな日々の中では癒しだった。
確かに批判の内容はさもありなん。べたべたな展開に辟易する人もおろう。
でも朝の15分ずつ見るドラマで、たとえば深刻な医療のリアルな問題を追及する必要ないよねえ・・・。
出来る兄姉に比べてドジで冴えない末子だった梅子が医者を目指したきっかけもベタだったし、学生時代の描き方もまどろっこいとこもあったかもしれないし、批判批評する人たちの意見が間違ってるとは言わないが、まあそう目くじら立ててまで毎朝見なくても。ドラマって面白くなかったら見ないっていう選択肢があるんですよ?
どうして批判批評を重ねるがために見続けるのかなー不思議だったなー。NHKの朝ドラたるもの、こんな内容じゃダメでしょって言いたかったのかなーみんな真面目だなーNHKに愛があるんだなーもっと良くして欲しいという意見をワタクシが言わなくちゃ!ってことなのかなー。

TLの批評的な意見で漫画家さんとか創作に関わる人たちの批判は、創作たるものこういうベタは止めようね、というのでもあった。でも世の中の大半はベタで分かりやすいものが受けたりするんですよねー。
私の好きなマンガ家はマニアックで少数派が多いからベタなものを否定するという傾向も分かるんだけど。
ヤフーのみんなの感想も批判が殺到だった。あの中で下手に褒めたらなんか「あんた見る目ない」って言われそうー。まあそれはそれとして、私は毎朝面白く見ましたよ。
堀北さんご本人は多分演じた梅ちゃんとは正反対(?)なしゃきしゃきとした出来る系の人だろうから、出来ない子ちゃんというか、まったりまどろっこしい役を演じるのはストレスもあったかも。
それでネットで批判的な意見の渦巻くのをもし見ていたら半端なく辛かったかもですね。
でも演技巧者の堀北さんだからあの梅ちゃんが演じ切れたのだろうと思うよ。

そういえば私も昔、スチュワーデス物語とか見ててバカなんじゃないのこのベタな展開!と一々腹立たしく思ってたことあったけど(でもたまにそれを言いたさに見てたw)、あそこまでベタな展開ってなかなかできるもんじゃないよね(それでいくとあれを超えてはおるまいw)。
あと、梅ちゃんのだんなさん役の松坂桃季は華があって良いと思った。なんか、ぺか!っとしてるのな。
(ぐるないのごちになります!にゲストで出てて結果に大うけした。やっぱ、わっかいー!!せいですね。)

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『オペラへご招待!』水野英子(画)・青島広志(文)

アマオケ活動記で書いた内容ですが、こちらにも挙げておきます~。


少し前に出版された『オペラへご招待!』という本が非常に面白かったのでご紹介します。

オペラへご招待

TV番組などでもご活躍の青島広志先生が10作品のオペラをピックアップされてその作品を解説・ご紹介されているのですが、この解説がさすがにわかりよいのです。
オペラのあらすじって荒唐無稽なものも多いし、荒唐無稽じゃなくてもワグナーなど物語を筋にしたものを読んでも正直頭がごっちゃになってきて何が何だか??になったりするんですが、これを理解しておけばいいポイントに絞って説明されているんで頭にすっきりすうっと入ってきます。
音楽史(オペラ史)の中における作曲家と作品の位置や流れもさくっと解説の中に入ってきて、そのオペラの果たした意味も分かるし、当時の状況などもあったり、実際に演る側の苦労など裏話もちょっと面白く紹介されていたり、難しいことでも易しくするすると説明されているのが素晴らしいです、さすがです!

恥ずかしながらわたくし、「魔笛」や「魔弾の射手」など序曲をやる際にさーっとあらすじ読んだりしていてもちゃんと理解できてなかったんだなあ…というのを今回の解説で改めて分かったりしました。
さすがにオペラ全曲演奏させていただいた「ラ・ボエーム」については三枝成彰先生の解説も聞いたりしたし、全幕日本語の解説付きで見てるわけですから理解していたんですが、そのほかの解説は今回読んで知ったことも多く、これはオペラの入門本としては本当にお薦め!
青島先生が昔からのファンで今回作画を依頼された水野英子先生は、「トキワ荘」(手塚治虫先生が昔住んでいて手塚さんが出た後も先生を慕って集まってきた綺羅星のような漫画家たちが住んでいたことで有名)の紅一点にして、少女漫画の創成期を切り開いた大御所です!
24年組の萩尾望都先生にしても、そのあとに続いた才能にしても水野先生の活躍なしには語れない、そのくらいの大きな存在です。
その水野先生が10作のオペラのハイライトシーンをわずか6ページ程度でそれぞれ描かれているのですが、これがもうこの少ないページ数でよくまあここまで状況を分かりやすく描けるものだ、という素晴らしい出来。
マンガというのは活字よりも数倍ワンカットで伝えられる情報があるわけですが、その特性をフルに生かした作画だと思います。
学校の図書館とか市民図書館とか是非是非置くといいですよ!
短い文章で解説をまとめられる青島先生も凄いが水野先生もさすがに凄いっ!!

音楽を教えていらっしゃる先生方もお手元に是非!という一冊です。
もちろん私のように楽典の知識なく音楽をやってるアマチュア音楽家にも有難い一冊です。

ワグナーの指輪を全曲聴こうとして途中で挫折しちゃったりしてる私ですが;;それもある程度はしょうがないのかなと思ったりもしました。素人の私が言うことじゃないと思ってたけどやっぱオペラって交響曲に比べると冗長な部分も多いわけですよ、そういうことも今回の本でちょっと納得したりもしました。
ベートーヴェンにはオペラは向かなかったんだろうな~と常々思ってたんですが、それも間違いではなかった(って残ってないんだから気の毒だけどそう考えるしかないよねw)…とか、やっぱ青島先生が言ってることが自分が思ってたことと重なるとああ、自分は見当外れではなかったのだーと安心したりも;
音楽史的な作曲家の影響のつながり、その作曲家がなしえたこと後世への影響、それがなぜに起きたかとかそういうことまで短い中に整理されて入ってるって凄いですよねえ…。

この本、コミックの棚ではなく音楽関係の棚に置いてありますが、コミックの棚にも置くといいのになあ~。
音楽好きなコミックファンにももちろんお勧めですよ!

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永遠の少女マンガ~名物編集長が語る少女マンガ史~(元・白泉社社長・小長井氏の講座) 森下文化センター

少し前に朝日カルチャーセンターで美内すずえ先生と小長井氏の対談に出かけてレポも挙げましたが、今回は3回に渡って森下文化センターで下記の講座が開かれます。
詳細はこちら
http://www.kcf.or.jp/morishita/kouza_detail_010200500106.html


一部引用させていただきます。

「ガラスの仮面」「スケバン刑事」等を誕生させた名物編集長が、少女マンガの魅力を語ります。
カリキュラム

第1回
12月16日(日) 「私の編集者人生」
聞き手:ヤマダトモコ(マンガ研究家・日本マンガ学会理事)


第2回
1月20日(日) 「マンガ家と語ろう1」
ゲスト:成田美名子(マンガ家)
 代表作「エイリアン通り(ストリート)」「CIPHER」「NATURAL」ほか。
 現在、『メロディ』に能の世界を舞台とした作品「花よりも花の如く」を連載中。

第3回
2月3日(日) 「マンガ家と語ろう2」
ゲスト:美内すずえ(マンガ家)
ゲスト:笹生那実(元・マンガ家)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という全3回の日程で受講料5,000円(全3回分)
時間は14時から16時

ただ事前受付で抽選らしいです。定員が40人。
≫募集期間
2012年9月9日(日)~26日(水)必着

ということで、とても短いです。
抽選なのでライバルを増やすことになるから情報挙げるのどうかなと思いましたが、せっかくこんないい企画があるのにもったいないので挙げておきますw
(これでたとえ私が抽選に漏れていけなくても、これが大好評ならばまた企画が続くかもしれませんし、ぜひ何回でもやっていただきたい企画です。)

ヤマダトモコさんがインタビュアーになって話を聞かれる第一回もいいですが、個人的には成田美名子先生との対談というのも非常に興味深い!!
第三回では朝日カルチャーでも軽妙なお話を聞かせて下さった美内先生に加えて、私がレポを挙げた際にコメントでいろいろフォロー下さった、当時の状況をよく知っていらっしゃる笹生さんがゲストというのも素晴らしいと思います!
三回とも聴きごたえありそうです~~~!

興味のある向きはまずはリンクからサイトに行ってみてください!

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『ベル デアボリカ 第4巻』坂田靖子著 発売!

とうとう!デアボリカ4巻が発売になりました!

ベル デアボリカ 4 (あさひコミックス)
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WEBで読んでいたのですが、本はまた格別で入手して再読したらもう、涙涙、、、!作品に対しての思いと完結したんだな!という感慨といろいろです。再読して改めてやっぱりいいラストです。納得のラストです。
でも最終巻とはあえて言いません、本編の最終回が載った4巻です。というのも坂田先生にはこの世界の中でまだまだ描きたいエピソードがおありだと思うし、私もまだまだこの世界の話も!読みたいからです。
(も、というのは、もちろん他の話もたくさんたくさん読みたいから~~~新作も読みたいしデアボリカの番外編も読みたいし、ほかにもいっぱい構想のある作品はお持ちだから!)

3巻が先月ですぐ4巻が出たのは本当に良かった。
私は紀伊國屋さんに予約入れておいて、都内では7日より前に発売になっていたらしいのだけど念のために入荷したか電話で聞いてから会社の所用で外出するのにくっつけて取りに行きました。
3巻は新刊の棚に5,6冊面差しであったのに昨日見たら4巻は発売日なのにすでに棚差しで2冊しかなく、もしかしたら前橋でもやはり前に入っていてすでに数冊売れていたのかもしれません~~、もっと入荷しといてくれーー!
あと、1巻~4巻まで全部並べておいてーーー!(ああもう書店さんに営業して回りたいよw)

地方の書店ではなかなか入らない方もいると思うのでそういう方は密林で・・・
ホントは地元の書店さんで買ってあげたいもんですけど、じっと我慢して取り寄せて買うというのも必要なんだろうなあ~(流通の問題厳しく、取り寄せ時間かかるんですよね;;密林だと速いし送料無料だったりするからなあ;)


ベル デアボリカ 3 (朝日コミックス)

ベル デアボリカ2 (あさひコミックス)

ベル デアボリカ 1 (ASAHIコミックス) (あさひコミックス)

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