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三原順復活祭 終了

2月6日から米沢記念図書館で開催された「三原順復活祭」が本日6月14日で終了しました。
詳細はこちらです↓
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-miharajun.html

1998年にファンの手で原画展を開いたことがあり、その時に協力した三原順ファン仲間も久々に集結しました。
今回の展示は、三原先生没後20年にあたって、20冊目の文庫本を出すという企画を持って白泉社さんの編集のM氏(あの有名な)の動きから始まったそうです。
明治大学教授の藤本由香里先生、館の展示担当者であるヤマダトモコさんのお二方が企画を推進し説得し、なんとかGO!が出て展示の話になり、その後三原順復刻本運動などを長年それぞれの立場で進めてきた方達に声を掛けて下さった・・・・
3月21日にはニフティの三原順会議室を主宰し復刻運動をパソ通を通して推進した雛霰さん、三原先生と関係が深く直接出版関係にも働きかけていらした島田さん、インターネット上で三原先生のデータベースを開設している岡野さん、たての&ごだまさん、二次創作を通してずっと三原作品を同人誌で紹介しつづけておられた柴崎さんがトークイベントを行われました。多くのファンが集まって二階には入りきれず、一階のモニタで立ち見も多く。

さらにその打ち上げの面子が凄かった。イベントの出演者に加えて、三原先生の「はみだしっ子」のネーミングの生みの親でもある、元白泉社社長の小長井氏、現在文庫版編集担当のM氏、明大の藤本先生、コミケの米沢英子さん、河出書房新社の「総特集 三原順」にエッセイを寄せた川原和子さん、さらにFBで応援ページを開設しているYさん、ツイッターでまとめなどをこまめに集約してくださったり、館には様々な寄贈をされたりで陰で活躍していたたぬ吉さん、という主だった関係者、98年のファンの手による原画展の際の関係者も久々に集結、加えて新たにツイッターなどで打ち上げ参加を希望された方々も交えての大きな宴会になり、大いに盛り上がりました。

4月4日には人気漫画家のヤマザキマリさんが熱烈なアンジーファンという立場で「はみだしっ子」についての熱いトークを繰り広げられ(河出書房本にもヤマザキ先生のインタビュー掲載されてます)、5月16日には岡野さんとたてのさんによる音楽ネタについてのトークイベントもあり、この時もすごく盛り上がったようです。(この時は打ち上げはそれぞれの集まりでやったようです。)

私が参加できたイベントは3月21日のみでしたが(←成り行きで受付の手伝いと会の進行司会を私がした夜ですw)企画の関係者からそれぞれの立場でいろいろなお話が伺えたのも貴重な場でしたし、居合わせたファンも感激してたと思います。4月も5月も行きたかったですが、、、、。

当初5月末で終わる筈だった会期が次のイベントの開催の予定が延びた関係で今日まで延期になり、そのお蔭で私も先週土曜に出かけることが出来たんでした。今日の最終日に居合わせなかったのは残念ですがそれでも二回行けて良かったです。
6月6日には館のヤマトモさんも交えて、たてのさん、ごだまさん、柴崎さん、さらには雛霰さん始めいつもの三原仲間と15人でしたがちょうどいい人数でまた貸切でわいわいと飲めてホントに楽しかったです。濃い三原トーク炸裂の夜でしたw
最終日の後は撤収があって忙しいということで、1週早い成功おめでとうの内輪の打ち上げ会でした。

今日の館のツイートによると、イベントの1F展示来館者数として歴代一位を記録したのだそうです。
素晴らしいことと思います。
それだけ、三原順という作家が亡くなられて20年経った今でも忘れられていない、多くのファンの心に刻まれている作家だということですね。

今回の復活祭は終わりではなく、また新たな大きな人気復活の始まりなんだろうと思います。
展示が大きな会場で地方巡回するという話につながっていけばいいなあ、本ももっともっと出るといいなあと心から願っております!

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マグリット展

6月4日土曜は、いろいろと都内に出る用事を集めて一人で出かけたんですが、まずは乃木坂の国立新美術館に「マグリット展」を見に行ってきました。
これです↓
http://magritte2015.jp/index.html

マグリットはベルギー出身の国民的画家でシュールレアリズムといえばこの人の名ははずせないですが、昔から大好きな画家なので去年から開催の情報を見ていてなんとか行きたいなーと思っていました。
したらば、ちょうど米沢記念図書館での三原順復活祭も好評のおかげで会期延長になり定期演奏会後の6月第二週までやることになったので、これとくっつけて行こうと決めたのでした。

日本でも人気がありますので、有名ないくつかの絵は見れば誰でも、ああ!この画家さんか、と思うと思います。
シュールレアリズムというのは異質なものをぶつけてそこに現れる衝撃みたいなものを表現する、絵画だけでなく詩や文学など芸術全般に大きく動いた芸術活動です。絵画にもそうした詩や概念が感じられるのが魅力です。

私の好きな坂田靖子さんという漫画家さんもマグリットはお好きみたいで作品の中にマグリットの絵のパロディが出てきたりします。
坂田先生は他にダリとかミロとかも好きでタイトルバックにミロの絵っぽいのが入ってたりします。
(一番お好きなのはデュシャンのようですけど、この人はシュール超えてて?美術展に便座をおいて「泉」とかタイトル付けちゃったりするような人です。)

まあそんなこんなではるばると出かけたんでした。前にバレエ・リュス展を見に行ったので国立新美術館は二度目ですが、東京から丸の内線で国会議事堂前まで行きそこで千代田線に乗り換えると館直結の出口もあるので乗り換えも館までも分かりやすく、方向音痴の私でも二度ともスムーズに行けました。
思ったより展示点数が多く、非常に見応えのある展示でした。土曜なのでそこそこ混んではいましたが朝早めに行ったらチケットも並ばずに買えたし、絵も自分の好きなペースで見れました。中期以降は額装も凝りだしていて額も含めて全体を見るように友人が書いていたので気を付けて見ましたが、ホントにとっても凝ってました。
今まで気が付いていなかったけど亡くなったのが1967年だったので私が生まれた年の作品もまだあり、そっか、まだ60年代までご存命だったのだと感慨深かったです。戦時中戦後の作品はちょっと見ていて痛々しかったけど、後期は再びマグリットらしい感じにさらに深みを加えた円熟した境地が出てきたようでした。普通の風景画や人物画と違って「円熟」というのが分かりにくいかもしれないけど、絵の背景にある概念の深さみたいなものでしょうか。とても良かった、わざわざ行った甲斐がありました。
まだ6月29日までやってますので、ご興味のある向きは是非足を運んでください。京都にも巡回するようです。
いろいろ回りたかったので荷物にしたくなかったのだけどやっぱりつい図録は買ってしまった。ハードカバーで重いんですがまあ買って良かったと思います~。

この後は中野の「諸星大二郎原画展」にも行ってきました。
これは河出書房の編集さんが企画していて(「諸星大二郎特集号」を今回出されているので)ハガキを下さったのでこれも会期がぎりぎり6月8日までで、行けるな!と思ったので、ちょっとコースは回りになるけども。
展示点数そのものは少ないですが、原画の持つ迫力があって良かったです。諸星さんといえば文化人類学を漫画にしたような凄い濃密な作品をいっぱい描かれてる方でコアなファンが多いです。

見終わった後中野でちょっとお昼を食べて、その後は神保町に向かいました~。
米図では昔からの三原順ファンの友人たちと合流して、原画展の担当者であるヤマダトモコさんに閉館後に原画についてのトークを15人ほどの前でしてもらってその後はその面子で宴会でしたw(やっぱり飲むのかw)
泊りがけで出かけたので私も二次会まで参加。昔からの友人と今回の原画展で知り合った方と交えてわあわあ貸切で話せて楽しかったです。
こちらはまた別立てで書きます。

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