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クラーナハ展→ 山岸凉子展 「光 -てらす-」中期展示

出不精の私をして二度目の原画展です。
中期でカラー原画の入れ替えがあると伺って先週日曜日に頑張って行って来ました。
クラーナハ(クラナッハの方がやっぱ馴染み深いんだけど)展は上野駅すぐだし、とこれも私にしては欲張って行きましたが、こっちもすごく良かったです。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016cranach.html

朝早めだったのもあるのか、館の中はそこそこの人で見やすかったですし。
豪華な衣装の素材感や色の出し方が凄くてこれは漫画家さん達には相当参考になったろうなんてちょっと見方が美術愛好家とは違うんですがw工房で大量生産体制というのなんかは、さいとうたかをプロダクションか、とか変な突込みを一人で心中入れつつ。
実務能力が高かったらしいとか、宗教改革のルターとの関わりとか出てくるあたりも面白かった。ルターは賛美歌を自分で作ってたりして音楽史にも関わってくるので、宗教改革というのは音楽美術にも影響してるのだなあ~。
ピカソがクラーナハ主題で描いている絵の展示などもあり、そういうのも面白かったです。1時間半ほどかかって回ったので疲れやすい私は見終わったあたりで実はかなりへばってましたが、上野駅からバスで東大構内に向けて移動。
幸い構内のバス停下りて弥生門を抜けるとすぐ弥生美術館なので上野経由ならバスの方が便利かもしれません、ほとんど歩かないよw

トークイベントは混み合うし、イベントの後お茶したいが4時には帰路となれば少しでもイベントの前に見ておかねばと早めに着いてまずは一人で鑑賞。

日処天のLPジャケットの原画の余白に鉛筆描きで球体(地球?)をぐるっと回り込むように女性の裸体が描かれてるという図案があって、私は山岸作品全部を欠かさず持ってるとかではないので使われてるものの下案かもしれないですが(しかし記憶力なくて情けない;)そのさくさくっと鉛筆で描かれている絵もクオリティーが高くて見ててほんとにこういうのが原画展示ならではの醍醐味かな、と思ったり。
その他カラー原画の端っこにはおそらくは色味試しで筆先を付けている部分があり、それすら花びらを描いたかのようになんだか綺麗。

今まで初出が不明だった作品が実は食品メーカーのカゴメの非売品ノベルティの小冊子に描かれたということが今回の展示で山岸先生が思い出して下さって現物を引っ張り出された。
先生がいつもの自画像であさりパスタの作り方を絵で解説している作品の現物というのが今回のひそかな目玉でしたが(中央ケース)、その小冊子には実は坂田先生も参加しているということで(原画展に協力している友人からの情報)、うわーめくって見たい~~見せて~~と思いつつケースの上からじっと見つめたりして。坂田先生だけなんか情報量が多いらしいw
他には大和和紀さんとか倉多江美さんとかが参加している小冊子らしい。
過去にはグンゼのノベルティで「ガールズマナーズブック」という本を描かれている坂田先生ですがどっちも私の手元にはなく、まあほとんど入手は無理かなwと諦めつつ。

トークイベントは予想通り大盛況で今回は二班に分かれてでしたけど、それでも熱気で暑かったです、文字通りに。
その後は館で一緒出来た友人らとしばしお話しまして楽しかったのですが、
私は帰りの電車を池袋で絶対にこれに乗る!というのが厳密に決まっていたものでそわそわとしてしまって後ろ髪を引かれつつも30分くらいで退場;
田舎なので自宅に近づくに連れて本数が減って逃すと30分待ちとかになっちゃうので洒落にならんのです;
でも慎重な性格が幸いして無事に予定通り帰宅、駅には夫が迎えに来てて土曜の内に汁物を作っておいたので帰宅したらすぐご飯食べて早々と寝ましたー。

われながら疲れやすくて情けない~~。

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