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『ネコマンガコレクション』立東舎

『文藝別冊水木しげる』(河出書房新社)を読んでいたら水木しげる×荒俣宏×別役実対談の中で別役実先生が猫は 異世界への回路であるといった発言をされていた。
猫が異世界に連れて行ってくれる導き手として重要な役割を担うキャラクターとして出てくる作品はたくさんあるけれども、猫そのものを異世界への回路とする指摘は 目ウロコだった。
そういえばファンタジーに限らず比較的リアルな猫漫画 でも、飼い主である作者たちは猫と暮らす生活を描くことで心癒される別空間を作り出している。
そういう意味で猫マンガを集めることはある種のファンタジーガイドでもある。
と、今頃書いてて申し訳ないんですが、「図書の家」さんが企画編集して出された『ネコマンガコレクション』は猫好きだけではなく、癒しを求める現代人にはたまらない1冊といえましょう。
主役に限らず脇役でも重要なキャラクターとして猫が出てくる作品をこれだけの数集めた本は今までなかったと思います。
膨大な本や雑誌を直接当たって拾われたこれだけのリスト、さすが図書の家ワークスと言えましょう。 坂田作品もちゃんと紹介されています。
坂田作品の猫漫画は本当にいっぱいあるので、 もっと取り上げてもらって良かったかなという気はしますが(笑)坂田ファンに限らず、お勧めの一冊です!

https://www.amazon.co.jp/ネコマンガ・コレクション-100匹のネコと13人のネコ好きマンガ家-立東舎-杉作/dp/4845627833


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