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本好きの下剋上 ネタバレ感想(まとめ)

一昨年に沼落ちしてからやたら感想を挙げているのですが、量がめちゃくちゃ多い上に長文、そしてバラバラなので、下記にまとめてみます。
全部読むと相当時間を食います;;この後noteにももう少し見やすく挙げていこうと思います。
どんだけ書いてるんだって自分でも思いますね。

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想(2022年11月20日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2022/11/post-94c238.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想 2(2022年12月3日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2022/12/post-641e84.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想 3(2022年12月19日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2022/12/post-439822.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想4(2023年1月14日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/01/post-d3e807.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想5(2023年2月19日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/02/post-1b40ce.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想6 (2023年6月9日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/06/post-5a9565.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想7(2023年8月15日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/08/index.html

≪31-33巻 新刊読んでの感想≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■『本好きの下剋上31巻』ネタバレ感想(2022年12月11日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2022/12/post-ef6ac4.html

『本好きの下剋上31巻』ネタバレ感想2(2022年12月12日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2022/12/post-947036.html

■『本好きの下剋上32巻』ネタバレ感想(2023年5月13日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/05/post-a2304a.html

■祝!!『本好きの下剋上33巻』完結巻発行&ネタバレ感想(2023年12月13日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/12/post-0dd205.html

■『本好きの下剋上33巻』完結巻 ネタバレ感想2(2023年12月16日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/12/post-e4e114.html


≪疑問 推測編≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■『本好きの下剋上』ネタバレ感想 疑問編(2022年12月20日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2022/12/post-c60477.html

■『本好きの下剋上』疑問編2(2023年1月7日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/01/post-3a1dd0.html

■『本好きの下剋上』疑問編3(2023年1月9日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/01/post-a96ba7.html

■『本好きの下剋上』疑問編4(2023年1月9日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/01/post-cdd05a.html

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■『本好きの下剋上』ネタバレ感想 疑問推測編1(2023年11月3日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/11/post-5545fa.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想 疑問推測編2(2023年11月5日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/11/post-113813.html

■『本好きの下剋上』ネタバレ感想 疑問推測編3(2023年11月6日)
http://haneusagi.cocolog-nifty.com/simauma/2023/11/index.html

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静謐で緻密な植物と異形と~『百草の裏庭』青井秋著

現在電書版発行あり。Canna Comicsコミック 2020年12月25日プランタン出版発行
*感想、ネタバレありますのでご注意ください*

書店をふらふら見ていて、表紙絵に一目惚れして購入。ともかく絵が美しいのだ。細やかに描き込まれた植物。特に菌糸類がお好みなのではなかろうか。この表題作以外で植物学者の話などもあるが、これでもかと張り巡らされた菌糸類も美しい。

物語は黒い森に入り込み薬草を摘んでいた兄妹。「美女と野獣」のように角のある異形の主と出会ってしまった少年の怯えから始まる。
妹は毒虫にやられて倒れてしまい、異形の主から連れて逃げることも敵わず。異形の主は妹の解毒が出来ると言い、少年は助けてくれ、自分が言うとおりにするから、と命乞いをする。
約束の通りに妹を助けてくれた主の館に、妹が婚姻で巣立って行った後訪れる少年は、異形が優しく穏やかな男で、ただ孤独で寂しい生活だったから話がしたかっただけと打ち明けられ、二人は徐々に打ち解けあっていく…。

お互いのそれまでの孤独な生活が二人で作る食事、二人で囲む食卓、穏やかな会話で温かく色が付いていく。本がびっしり並ぶ館の図書室は素晴らしい光景で、本好きには堪らない。
文字はあまり読めないという少年に読み書きを教えたりする異形の男との生活はゆっくりと満たされていく感じで読んでいて癒される。
気がかりだったのは、幸福な結婚をした妹が一人暮らしの兄を気遣って定期的に訪問してくれるのだが、異形の彼との暮らしについて一つも報告していないことだったが…。

乱暴な人間、傷つける人間が出てこない優しいファンタジー。
性的なものも一つもないのだけど、この二人は寄り添って生きていくだけで十分に幸せなのだなと思える。
疲れている時には心に染み入るような、優しく美しく流れる時間なのだ。

<24のセンチメント>18

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~救済の物語~『君の夜に触れる』もりもより著

現在電書版・紙版ともに発行あり。(from RED comics) 2022年10月7日
*感想、ネタバレありますのでご注意ください*

ともかく絵が美しい。これも書店でふらふら回ってあまりに絵が好みだったので一目ぼれして買った一冊。
家の片隅でひっそりと生活している盲目の少年・佳澄と、荒んだ暴力的な世界にいる千夏の出会いの物語。
少しバックグランドが分かりにくいところもあるけれども、ピュアな魂そのままのような佳澄が可愛いくて宝物のような存在で孤独な魂が一気に引き寄せられてもしょうがないと思ってしまう。画力の勝利!

飼い殺されるような大きな旅館の片隅でひっそりと生活する佳澄はそれでも何も恨まず、出来ることを自力でこなしている。跡継ぎとされた弟も兄のことは邪険にはしていない。アタリの厳しい母親の陰でひそかに気遣いはしてくれているが寂しい生活であることは分かる。
初めての殺人(失敗!)の場面を目撃されたと思っていた少年との思わぬ再会に動揺しつつも、気になり家まで送り交流が始まる。自分への言い訳のようにもし目撃していて記憶がありおかしな様子があれば…と思う千夏だが、孤独な魂が惹かれ合っていく様が丁寧に描かれている。
殺し屋家業を親子で引き継いでいかねばならないというダークな設定が少し分かりづらいというところはあるが、救われ合う関係が尊い。
佳澄がともかく可愛い(二度目)ので、何もかももっていく、に尽きる。

<24のセンチメント>19

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